90年代後半、ラーメン史上最大のムーブメントとなった「ご当地ラーメンブーム」。そのムーブメントを確立したのが井出商店です。 期間限定店として、出店していた井出商店は、土日平日問わず、１日平均約900杯のラーメンを売り上げるという、前代未聞の記録を打ち立てました。その井出商店の特徴はスープにあります。豚骨を強火で沸騰させるため、骨の髄からゼラチンが溶けだし、スープと脂をトロリと乳化させる。このため醤油のカドがうまくマスキングされてまろやかな口あたりとなる。麺はストレートの細麺。具は和歌山の特徴でもあるカマボコにチャーシュー、メンマ、青ネギといたってシンプルである。和歌山ラーメンのもう一つの特徴として、早寿司（鯖の押し寿司）や、ゆで玉子が置かれており、注文してから出されるまでの間に、それらを食べる独特な習慣があります。

国道42号沿いにある「和歌山ラーメン」の主力系として有名な「車庫前系」の店。戦後間もなく開店の味をまもる和歌山中華そばの店。透明なスープは少し甘味のある親しみ深い味。たっぷり入ったチャーシューのおいしさは抜群です。塩屋に支店があります。個人的にはとても好みで、小さい頃からよく足を運んでます。

地盤沈下で傾いていることで全国的にも有名な店。醤油発祥の地、湯浅産の深い味わいの醤油をベースに使用しているこだわりのあっさりスープは、一滴も残さず飲み干したい。店の中は有名芸能人の色紙で一杯です。先日も「ザ！鉄腕！DASH！」の全国ソーラーカー行脚で、和歌山県の特集にて放映されていました。

創業50年と言う老舗。豚骨をじっくり煮込んでとるスープは和歌山には珍しいまったりとしたスープです。冷凍の肉を一切使わないチャーシューはとろとろの逸品。