蘇る世界の巨人 熊楠

(上段左が熊楠・下段左が二代目常楠)

「知の巨人」ともいわれ、世界の博物学(特に粘菌類)や民俗学に大きな業績を残した南方熊楠(みなかたくまぐす-1867~1941)は、清酒世界一統の創業者である南方弥兵衛(のちに弥右衛門に改名)の実子にあたります。世界一統は、この弥右衛門が1884年(明治17年)に創業。明治23年に熊楠の弟である南方常楠が事業を継承。現在の直系である社長(南方康治)は6代目にあたります。
南方熊楠はその偉大な業績とは好対照に大酒豪家としても知られています。東大予備門時代から大酒飲みで、留学先のミシガン州農学校は酒が原因で退学になり、ロンドンでもビールを浴びるほど飲んだとも。また親交の深かった孫文・柳田國男と酒を酌み交わした逸話や、その天衣無縫な飲みっぷりなど、酒にまつわる数々のエピソードも残されています。また昭和天皇が紀南行幸の際にはじめて民間人を詠んだ詩「雨にけふる神島を見て紀伊の国の生みし南方熊楠を思ふ」はあまりにも有名です。
世界一統では、ゆかりのある南方熊楠の生誕120周年を記念して、1991年に初めて「熊楠記念酒」を登場させ、熊楠ファンはもとより、広く全国に知られるようになりました。
大吟醸<熊楠>
生誕120周年を記念酒として昭和62年に発売。昭和4年に昭和天皇が南紀行幸の際に粘菌類の標本を献上し、御進講を行った神島がその後、国の史跡名勝天然記念物の指定を受けた。熊楠が当時の感激を「ありがたき御世に樗の花盛り」と句にしたためた。熊楠直筆の句をラベルにいれた記念酒として大吟醸<熊楠>720mlを発売。風雅な香り、爽やかなのどごし淡麗で絶妙な味です。大人の雰囲気を持つ極上酒として、通の方たちに人気のある大吟醸酒。ご贈答にも重宝されています。

KMG-30

大吟醸「熊楠」720ML

価格¥3,240

  • 原料米:山田錦・オオセト・アケボノ
  • 精米歩合:50%
    アルコール度:16.2
  • 日本酒度:+4.5
  • 酸度:1.1
  • アミノ酸度:1.1
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本醸造<熊楠>
平成3年に本醸造<熊楠>を発売。熊楠が晩年を過ごした場所である和歌山県田辺市で、没後50周年記念式典<南方熊楠フォーラム>が開催されることを記念し、熊楠の肖像画・粘菌の標本を記した図を掲載したラベルケースを発案。このラベルケースは年鑑世界のグラフィックデザイン(1992年)に入選。2007年には日本のグラフィックデザインジャグダ(1981~2006)にパッケージ代表作品として展示される。辛口志向にピッタリの淡麗酒で、キレとコクが調和した飲み飽きしない本格的本醸造酒です。

特撰 本醸造「熊楠」

1.8L/KM-30
価格¥3,240
720ML/KM-720
価格¥1,404

  • 原料米:五百万石他
  • 精米歩合:70%
    アルコール度:15.2
  • 日本酒度:+4.0
  • 酸度:1.3
  • アミノ酸度:1.5
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特醸大吟醸<熊楠>
平成9年には従来の大吟醸<熊楠>に加え、特醸大吟醸<熊楠>を吟醸酒の最高作品として熊楠の直筆サイン・写真ラベルにして発売。

KM-100

特醸 大吟醸「熊楠」
1.8L(ケース入り)

価格¥10,800

  • 原料米:兵庫県産山田錦
  • 精米歩合:35%
    アルコール度:16.2
  • 日本酒度:+3.0
  • 酸度:1.0
  • アミノ酸度:1.0
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日本酒豆知識① 飲み方
日本酒は暑い夏には冷やしたり、寒い冬には熱燗にしたりと飲み方は多種多様、しかし世界的には酒そのものを温める習慣は極めて珍しいそうです。日本特有の四季折々に、飲み方を変えて、日本酒を味わってみてはいかがでしょうか?