紀伊水道のきれいな海で水揚げされたしらす。その日採れた新鮮なしらすを厚釜で釜ゆでした柔らかな食感と旨みが凝縮された逸品です。

和歌山・三重両県の南部をまたがる熊野地域は、熊野三山に代表される信仰の場です。平安時代、現世の来世の平穏・幸福を求めた貴族の人々が大勢の従者とともに熊野を訪ねた様は、『蟻の熊野詣』と形容され、今に伝えられています。熊野牛は、そんな平安時代中期、都から荷牛として連れてこられた牛を農家が育てたのが、飼育のルーツとされています。

バーベキューや串焼きなどにすれば、力強い味わいが満喫でき、煮物・鍋物などに用いれば豊かな旨みが肉やスープで堪能できます。この機会に、日高川町の肥沃な大地で育てられた「ほろほろ鳥」を、ぜひご家庭でお楽しみください。