但馬杜氏 井上源司
但馬杜氏とは
兵庫県但馬地方では特に雪深い地方の人たちが冬季の働き場所を求め出稼ぎとして、全国各地に酒造りにでかけました。杜氏とは酒造りの最高責任者のことをさします。酒造りは杜氏・蔵人のグループが新米の刈り入れの終わる10月頃から翌年の春まで、約6〜7ケ月間、家を離れ酒造会社の蔵元に泊まりこんでおこなわれます。蔵によって人数は異なりますが、数人から20人程度の蔵人がチームをつくり、杜氏の指導のもとで酒造りの作業を行います。「一蔵一杜氏」といわれるように、杜氏の数だけ酒の酒類があるといわれています。
但馬杜氏は南部杜氏、越後杜氏、丹波杜氏と並んで「日本四大杜氏」といわれることがあります。主に伏見などの近畿一円、中国、四国、東海地方で活躍しています。但馬人は昔から神戸ビーフ、松坂牛など全国の食用和牛のルーツである但馬牛にたとえられることがあり、その但馬人気質であるねばり強さと、山廃・吟醸等あらゆる製造をこなす器用さで、毎年新酒鑑評会において優秀な成績を上げています。
但馬杜氏 - 井上 源司(世界一統・清酒製造責任者)
経歴
  • 昭和31年〜 奈良県吉野郡の清酒メーカー 精米・もと廻り・代司を担当
  • 昭和37年〜 奈良県宇陀郡の清酒メーカー もと廻り・代司を担当
  • 昭和41年〜 世界一統西宮工場 もと廻り・分析・仕込係(醪管理)
  • 昭和50年  清酒製造作業一級技能検定試験合格
  • 昭和51年〜 世界一統本社工場 検査受・仕込係(醪管理)
  • 昭和62年〜 大阪府羽曳野市の清酒メーカー 杜氏着任
  • 平成 2年〜 世界一統本社工場 検査受・仕込係(醪管理)
  • 平成 5年〜 副杜氏着任
  • 平成 7年〜 杜氏着任
  • 現在に至る
受賞歴
  • 平成7,9年 町会議長賞
  • 平成13,19年 但馬地区町長賞
  • 平成8,11,19年 兵庫県労働部長賞
  • 平成7,9年 大阪国税局金賞受賞(平成10年以降、入賞表彰は廃止)
  • 平成16〜19年 全国新酒鑑評会4年連続金賞受賞(特醸大吟醸<イチ>)
  • 平成21年 全国新酒鑑評会金賞受賞復活
  • 他多数